無能でもできる作曲講座

恒心向けの理屈なし作曲講座ですを

4. スケール

スケールというのは音の並びの間隔のことです。


明るい響き、暗い響き。


色々あります。


そしてあなたはどんな曲が作りたいか。

そう思った時にこれが必ず参考になります。



1. メジャースケール

ドレミファソラシドの並びです。


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これはピアノの鍵盤です。

白黒含めて半音ずつ上がっています。


ドレミファソラシドはドから


「ド(全)レ(全)ミ(半)ファ(全)ソ(全)ラ(全)シ(半)ド」


と並んでいます。

よってドのメジャースケール(Cメジャースケール)です。

メジャースケールは明るい響きがします。



2. マイナースケール

メジャースケールをラからもう1つ上のラまで鳴らすとマイナースケールです。


「ラ(全)シ(半)ド(全)レ(全)ミ(半)ファ(全)ソ(全)ラ」

の並びです。


これはラから始まるマイナースケール、Aマイナースケールです。

暗い響きがします。



3. ハーモニックマイナースケール


クラシカルな雰囲気が出したいならこれ!

並びは簡単。


マイナースケールの基本の音の1つ下の音を半音上げるだけ。


ラのマイナースケールでいうとソを半音上げるだけです。





こんなのいちいち覚えるのめんどくせーよと思ったかたにいっておきます。


まず、全て覚える必要はありません。


⚫️明るくしたければドレミファソラシドの並びから音を選ぶだけです。


⚫️暗くしたければそれをラから始めましょう。


⚫️荘厳にしたければソを半音上げてラから始めましょう。



そして最後に出来上がった全部の音をズラせばレのマイナースケールだろうが何でもできてしまいます。


この、白鍵の部分だけ使って後でズラす方法で、あなたは多彩な調で曲を作ることができるようになりました。


注意してほしいことは、ドから始まるメジャースケールの時はできるだけドを含めて終わってください。


そうじゃないと暗い響きになります。


その辺は感覚で補いましょう。