無能でもできる作曲講座

恒心向けの理屈なし作曲講座ですを

1. はじめに

まず初めに、この講座についてお話しますが、私は文章を書くのが上手くないので読みづらかったら申し訳ありません。


この講座は某自動作曲サイトが閉鎖したあおりから、恒心に関する曲が無くなってしまうことを懸念されている現状から、作られました。


よって音楽を作ったことがない、または作ったことはあるが曲にならなかった、という教徒向けの講座です。



なので、理論的な難しいことはほとんど書きません。書いてもおまけ程度ですを


だから、既に実績のあるかたの助けにはなりません。


ご了承くれナリ。

2. ソフト

初めに、パソコンで曲を作るにはソフトがあるといいですを


無料のソフトだけを列挙します。


⚫️Domino

まず、初心者にオススメなのはDominoです。


わかりやすいのが強みです。


⚫️ Reaper


これは慣れるまでに時間がかかりますが、プラグインを差し込めばそこそこハイクォリティな曲ができます。



⚫️ FL Studio(体験版)


私はできるならこれがいいと思います。


体験版ですが、セーブ以外の機能制限なし。

曲を書き出すには支障はありません。


そして最初から使えるプラグインが多く、音色も凄まじい量で実用性があります。


そしてわかりやすいので、これから曲を作っていくぞ!という意気込みがあるならこれ。


気に入ったなら比較的DAWソフトの中でも安価なのでオススメですを



⚫️UTAU

ボーカロイド用のソフト。

ライブラリから音源を選んでボーカロイドとして歌わせることができます。

有名なのでは重音テト、唐澤タカヒロイド。

これは必携。



この講座内ではソフトの使い方などは解説しません。


使い方についてはあらかじめ30分くらい触って覚えておくと投げずに進めると思いますを

3. テンポ

作曲するにあたって、まず、なにからすればいいのかわからない人がほとんどだと思います。


そういう時はテンポを決めてから作ると驚くほどスムーズに作ることができます。


よくみるbpmは1分間に4分音符を何回打つかを表した数です。


バラードなら60~90

ロックなら100~150

パンクなら170~220

くらいが目安です。


あくまで目安なので、自由に変えてみましょう。

4. スケール

スケールというのは音の並びの間隔のことです。


明るい響き、暗い響き。


色々あります。


そしてあなたはどんな曲が作りたいか。

そう思った時にこれが必ず参考になります。



1. メジャースケール

ドレミファソラシドの並びです。


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これはピアノの鍵盤です。

白黒含めて半音ずつ上がっています。


ドレミファソラシドはドから


「ド(全)レ(全)ミ(半)ファ(全)ソ(全)ラ(全)シ(半)ド」


と並んでいます。

よってドのメジャースケール(Cメジャースケール)です。

メジャースケールは明るい響きがします。



2. マイナースケール

メジャースケールをラからもう1つ上のラまで鳴らすとマイナースケールです。


「ラ(全)シ(半)ド(全)レ(全)ミ(半)ファ(全)ソ(全)ラ」

の並びです。


これはラから始まるマイナースケール、Aマイナースケールです。

暗い響きがします。



3. ハーモニックマイナースケール


クラシカルな雰囲気が出したいならこれ!

並びは簡単。


マイナースケールの基本の音の1つ下の音を半音上げるだけ。


ラのマイナースケールでいうとソを半音上げるだけです。





こんなのいちいち覚えるのめんどくせーよと思ったかたにいっておきます。


まず、全て覚える必要はありません。


⚫️明るくしたければドレミファソラシドの並びから音を選ぶだけです。


⚫️暗くしたければそれをラから始めましょう。


⚫️荘厳にしたければソを半音上げてラから始めましょう。



そして最後に出来上がった全部の音をズラせばレのマイナースケールだろうが何でもできてしまいます。


この、白鍵の部分だけ使って後でズラす方法で、あなたは多彩な調で曲を作ることができるようになりました。


注意してほしいことは、ドから始まるメジャースケールの時はできるだけドを含めて終わってください。


そうじゃないと暗い響きになります。


その辺は感覚で補いましょう。

5. コード

まず、コードとは。


和音のことです。2つ以上の音が同時になれば和音です。


そして基本的に使うコードは3から4つの音を使う和音です。


簡単にコードを鳴らす方法を教えます。


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白鍵上では1つ間隔をおいて3つから4つ音を鳴らせば基本的なコードになります。


ズラし法を使っていればこれだけ知っているならもうコードは攻略しました。


あとは鳴らしてみて音の響きの違いを感じてみてください。

6. コード進行

コード進行とはその名の通りコードを並べた進行のことです。


理論的なことは全く考えず、1音ずつだけ鳴らして曲の流れを決めるのもアリです。


その時、その音はベースで鳴らすようにしてください。


そしてその音にコードとなるように上か下に付け加えればいいだけです。



あきらめ進行を使いたい!と思ってもコード進行の読み方がわからない…と言うかたも多いはず。


まず、ドレミファソラシドはCDEFGABCという記号で表されます。


Cは音もコードも表します。

ドという意味と、ドのメジャーコードという意味ですね。


Amなど、音の後に小文字のmが付く場合はマイナーコードを表します。

これでラのマイナーコードという意味になります。



ボーカロイド原住民を取り込む上では、ドのメジャースケール、Cメジャースケール上でいうと「Am F G C」

俗に言う小室進行をサビに使っていきたいところです。


また、カノン進行「C G Am Em F C G C」も使っていきたいところです。

7. メロディー

歌モノでは最も重要です。


しかし、簡単です。


なぜならコード進行さえ作れば、鼻歌で作れてしまうからです。


逆も然り、鼻歌からコード進行を作っても構いません。


なにより、自分がいいと思った鼻歌を使ってください。


何かに似ていても使ってみた方がいいです。



また、コード進行から鼻歌無しで作る場合はコードの構成音を基に、流れるように作ってみてください。


波を意識して作るときっとキャッチーなものができますよ。